ネッパジーン(株)は
「平成18年度JST産学共同シーズイノベーション化事業顕在化ステージ」
の助成先に選ばれました!!



プロジェクト名
「新しい齲蝕・歯髄治療のための偏側性垂直加圧培養装置を用いたバイオ歯の創生」

共同開発機関
国立長寿医療センター研究所 口腔疾患研究部 中島美砂子先生

プロジェクトの主旨

私共は深い齲蝕治療に際し、BMPs遺伝子を導入した歯髄幹細胞を歯髄露出面に移植し、より早期に大量の象牙質が再生されることを明らかにしました。 しかしこの象牙質は主に骨様構造を呈し、細管象牙質再生のためには、幹細胞が並列できるscaffoldの開発が必須です。 本シーズでは形態が自由に付与可能なシリコンコンテイナーを用いて生体外で幹細胞を培養し、BMPs遺伝子の代わりに安全性・経済性に優れた垂直加圧装置を用いて象牙芽細胞への分化を誘導します。 よって、この象牙質・歯髄複合体(バイオ歯)移植により深い齲蝕あるいは歯髄炎でも細管象牙質を完全に再生させ抜髄を回避できる新しい齲蝕・歯髄治療を行うことを目標とします。


垂直加圧装置
同内容は、下記ホームページ にも紹介されています。
http://www.jst.go.jp/innovate/innovative/


※上記のプロジェクトで良い結果を出せたことが、「先端医療開発特区(スーパー特区)採択」に繋がりました。
<… 「ネッパジーン株式会社 バイオベンチャー企業としての取り組み」 に戻る