PicoPipetは、「電気浸透流」駆動の小型ポンプをピペット部に内蔵した超微量電子制御ピペットです。電気浸透流ポンプの利用により、ピペット部はわずか10gと軽量化され、無脈動に極微少流量を自由自在にコントロールすることが可能となりました。
PicoPipetホルダーは、PicoPipetピペット部を保持し、マイクロマニピュレーターに取り付けるための専用ホルダーです。軽量で、操作コントロールがしやすいつくりになっています。また、ピペット部の保持角度を自由に変えられるので、固定位置を柔軟に変えることが可能です。ホルダーの長さは、40o・80o・150oの3種類があります。150oのホルダーは専用のマニピュレーター固定具付です。
Compassは、独自の模様体投影法を用いたモニター顕微鏡です。模様体投影法とは、シンプルな光学系ながらも、細胞のような透明な物体を高コントラストで立体的な観察を可能にする方法です。PicoPipetの利用に適したつくりとなっており、 効果的なマイクロピック&プレースを行うことができます。画面拡大率:52−425倍(対物約20倍相当)。
CompassZは、Zroboモーターが搭載されたCompassモニター顕微鏡です。Compassの支柱部分にZroboモーター部が取り付けてあり、PicoPipetピペット部をワンタッチ操作で好きな高さへと移動させることができます。CompassからCompassZへのバージョンアップも可能です。
Zroboは、PicoPipetピペット部のZ軸方向の移動を自動制御するためのZ軸自動移動ロボットです。水平バーにマイクロマニピュレーターを取り付けて利用します。4種類の高さを記憶させることができ、ワンタッチ操作でPicoPipetピペット部の高さを簡単に変えられます。PicoPipetの利用においては、高さの移動は決まった位置への移動の繰り返しになるので、Z roboを使うことにより手動マニピューレーションの手間を大幅に減らすことができます。MPP-200A、MPP-200B、MPP-100をお持ちの方は、Z roboを追加で組み合わせてご利用いただくことも可能です。
ジョイスティックマニピュレーターは、手動タイプのマイクロマニピュレーターです。ジョイスティックバーにより、PicoPipetピペット部をXY平面で直感的に動かせます。組み込まれたブラケット部を利用して形状を変えることができ、倒立顕微鏡や実体顕微鏡によって、形を変更して利用できます。
鏡筒固定具は、ジョイスティックマニピュレーターをユーザーの顕微鏡の鏡筒部分に取り付けるための固定具です。直径40−70oの鏡筒に対応します。支柱セットに比べて省スペースで、設置が簡単です。
支柱セットは、ジョイスティックマニピュレーターをユーザーの顕微鏡で使うための支柱・マグネットスタンド・鉄製マットがセットになったものです。鏡筒固定具に比べて自由度高くジョイスティックマニピュレーターを配置できます。顕微鏡の横に250o×200oの鉄製マットを置くスペースが必要です。
※掲載商品の仕様及び外観は、改良の為予告なく変更される場合がありますので、ご了承願います。