● | エンドポイント法では得られない、連続計測データによる新アッセイ |
● | 標識物を使わずに計測可能で、細胞ダメージを軽減 |
● | 拡張性が高く、灌流培養、低酸素培養、イメージングなどの実験が可能 |
PDFカタログ |
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●細胞の増殖
●細胞の接着と伸展 ●細胞の運動性 ●細胞のバリア機能
●細胞外基質の親和性
●細胞毒性・ウィルス毒性 ●ガンの浸潤 ●シグナル伝達
●エレクトロポレーション
●創傷回復・細胞遊走 ●灌流培養
●ECIS-Z リアルタイム細胞解析装置
ECIS-Zは、蛍光標識などの標識物を使用せずに、リアルタイムに細胞の「動態」・「形態」をモニターするリアルタイム細胞解析装置です。
操作は非常に簡単で、ウェルをインキュベータに入れてスタートボタンを押した後は、実験終了までデータは自動的に取得されていきます。電極の付いた専用ウェルを用い、細胞のインピーダンス値(電気抵抗値)の変化を測定します。短時間〜100時間以上に渡り、細胞イベン トを非侵襲的にモニタリングすることが可能です。
ウェル電極をセットするステーションは、8ウェル・16ウェル・96ウェルステーションと3種類あります。 スクリーニング研究でスループットを増やしたい場合、あるいは少ないウェルで研究を行いたい場合、それぞれに対応するウェルステーションを選択することで、価格を最小限に抑えることが可能です。
●ECIS-Zθ リアルタイム細胞解析装置
ECIS-Zθは、ECIS-Zのインピーダンス測定に加え、インピーダンスの構成要素であるレジスタンスとキャパシタンスも測定することができ、それにより細胞の生物学的性質をより深く捉える事が可能になります。
また、独自数理モデルを用いた、正確なバリア機能(透過性)の経時変化を測定することも可能です。 上皮のバリア測定に一般的に用いられるTER測定法よりも、正確で連続的なデータ測定が可能であり、また上皮だけでなく内皮細胞のバリア機能も測定することができます。
ダウンロード参考資料 | |
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ECIS法の原理と応用 [4MB] |
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ECISプレゼンテーション [3.5MB] |
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PDFカタログ[1.8MB] |
● 創傷・エレクトロポレーション用高電場モジュール | |
自動Wounding機能を用いた創傷治癒(Wound
Healing)実験やエレクトロポレーション実験が、可能になります。 Woundの時間・強度・回数を設定することができます。 詳しくはこちらをご覧下さい。(*Applied BioPhysics社のページへ移動します。) |
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● 顕微鏡用培養装置 | |
ECIS測定との組み合わせで、細胞動態の数値解析に加えて、ライフセルイメージングが可能になります。 詳しくはこちらをご覧下さい。(*Applied BioPhysics社のページへ移動します。) |
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● 灌流培養システム | |
ECISソフトウェアにてポンプの流量をコントロールできます。 同時に8個までポンプを使用可能です。 拍動流の設定ができ、また、ずり応力のコントロールも可能です。 詳しくはこちら(*Applied BioPhysics社のページへ移動します。) |
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細胞の接着と伸展![]()
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細胞遊走、創傷治癒(Wound Healing)![]()
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癌細胞の浸潤・転移能![]()
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細胞バリア機能![]()
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実際の電極の顕微鏡写真
細胞接着後のインピーダンスの変動により、細胞のマイクロモーションが分かります。
1μA以下の測定用交流電流をゴールドフィルム電極に流すと、インピーダンスが測定できます。 それをリアルタイムに分解し、レジスタンスとキャパシタンスの測定をすることもできます。 細胞は、電極上に接着して伸展した場合、1μA以下のAC電流には反応しません。 しかし、絶縁状態にある細胞膜は電流の流れを止めるか抑制している為、インピーダンスの変化を数値測定できます。 そこで、インピーダンスの変化から、細胞膜の様々な特性 ― 例えば形態学上の変化、バリア機能、細胞の運動性、細胞の分布、細胞膜のキャパシタンス、細胞直下の平均的な面積等を特定することが可能になります。
ECISの能力 | 旧来の方法 |
細胞増殖のリアルタイム測定 | 蛍光もしくは放射性標識で、顕微鏡を使用して細胞数を測定 |
細胞の接着、伸展を高い再現性で測定 | 顕微鏡による画像処理。蛍光や放射性標識で、付着していない細胞を機械的に除去 |
単一の細胞からコンフルエントまで細胞運動性を定量的に測定 | 画像解析機能付顕微鏡で連続的に観察 |
創傷回復・細胞移動の定量的な測定 | 細胞の機械的除去と、多くの顕微鏡画像を使用して創傷回復の測定 |
内皮及び血管内皮系細胞層のバリア機能の変化をリアルタイム測定 | 非常に緊密な層のTER測定、もしくは蛍光や放射性標識を使用するボイデンチャンバー技法 |
※ 掲載商品の仕様及び外観は、改良の為予告なく変更される場合がありますので、ご了承願います。